今井達也、覚醒なるか
今日は、今季先発ローテの一角を担った、今井達也について書きたいと思います。
西武・今井達也が見せた未来のエースの片鱗 課題山積も来季に期待 - Yahoo! JAPAN
昨季が1軍デビューの年でしたが、その昨季と今季の成績を比較したいと思います。
2018年 5勝5敗 防御率4.81
2019年 7勝9敗 防御率4.32
今季は、背番号と同じ2ケタ11勝が求められていました。
しかし、結果は2ケタ勝利ならず、しかも負け越し。
期待外れの1年になってしまいました。
今井の最大の課題は、フォアボールの多さです。
フォアボールの数は、リーグ2位の72個(1位は、意外なことに千賀滉大の75個)。
無駄なフォアボールでピンチを迎え、甘い球を捕らえられ失点、というパターンを今季は何度も見させられました。
「フォアボール出すんだったら打たれてくれよ!」と思うのですが、それでもフォアボールを出すのです。
まったくもって困ったものです。
しかし、昨季1軍デビューし、今季は1年間ローテを守り、チーム最多のイニング数を投げたのですから、ファンの期待するところまではいかずとも、少しは成長はあったというべきでしょう。
ケガをしないというのは、エースの条件の一つですから。
それでも私が満足できないのは、それだけ今井に能力があると期待してのことなのです。
今季、5月5日にセ・パ通じて「令和初」の完封勝利を挙げたことにも、能力が現れています。
あと、素人目線ですが、今井のチェンジアップはかなり効果的だと思っています。
今季、苦しい所でチェンジアップで空振りをとるシーンを何度も見ました。
決め球としても、カウントをとる球としても使えると思います。
来季はよりチェンジアップに磨きをかけてほしいです。
私は、来季の先発ローテで最大のカギを握っているのは、今井だと思っています。
来季の今井の最低限残すべきノルマは、背番号と同じ11勝で、勝ち越すこと。
目標は、15勝して最多勝争いに加わること。
今井は、それくらい期待してよいだけのポテンシャルがあると私は思います。
逆に、これくらいの数字を残せれば、来季のライオンズも優勝争いに食い込めると思います。
ライバルの高橋光成は、今季いち早くプロ入り初の2ケタ勝利を挙げました。
今井も負けていられませんよ!
最後に、今年5月5日の完封時の模様を、ダイジェストで!↓