ニールの功績
今日は、ニールの活躍について振り返りたいと思います。
西武ニール、人生初ハワイで朝トレも マル秘メモで「爆発力高める」(西日本スポーツ) - Yahoo!ニュース
ニールの今季の成績は、12勝1敗、防御率2.87。
今季の成績が素晴らしいことは、言うまでもないでしょう。
来季の開幕投手を任されて当然です。
もしニールがいなかったら、ライオンズのリーグ優勝もありませんでした。
「打」のMVPが森友哉なら、「投」のMVPはニールだと思います。
一時2軍に落とされたときは、「また使えない外国人投手をとってしまった…」と思いましたが、とんでもない、6月20日のドラゴンズ戦から、破竹の11連勝を見せてくれました。
ニールは、球威で押してくるタイプではなく、低めに球を集め、バットの芯を外してゴロアウトを稼ぐタイプです。
『週刊ベースボール』11月25日号によると、投球のうちは49パーセントがツーシーム、28パーセントがチェンジアップで、ストレートはわずか5パーセントしかありません。
いわゆる、「ボールを動かしてくる」投手です。
ゴロアウトが多い分、内野手の負担が大きくなりますが、源田・外崎をはじめとする内野手陣がよく守りました。
また、四死球が少ないことも、ニールの特長のひとつです。
今季は、17試合に投げて四死球が15個と、四死球を抑えました。
無駄な四死球を与えず、自滅しない投球は、他の投手(特に今井達也!)も学ぶべきです。
来季ですが、シーズンを通して先発ローテに座り、15勝あげることが目標になるでしょう。
もちろん、今季のように負け数が少なければ、12勝でも十分です。
来季新加入のノリンも、ニール同様、低めに球を集めてバットの芯を外し、ゴロアウトの山を築くことができれば、結果として良い成績をあげることができるでしょう。
今季の活躍から、メジャーリーグの球団が獲得に乗り出すのではないかとも言われましたが、来季もライオンズと契約しました。
ニール引き留めに成功したことは、何よりの戦力「補強」だと思います。
来季のニールにも期待しています!
今季のニールの投球は、以下↓の動画からどうぞ!