寝ても覚めてもライオンズ

埼玉西武ライオンズを応援するブログです。

OPSという指標

今日は、OPSという指標を通して、ライオンズ打線を見ていきたいと思います。

OPSとは聞きなれない用語ですが、以下のサイトにその説明があります。

 

【MLB用語集】OPSとは??

 

OPSとは、出塁率長打率、という数値です。

以下、上記サイトから引用させていただきますと、

 

OPSは打者の得点との相関関係を見る指標である。
(平たく言えば、打者が得点にどれくらい絡んでいるかを見る指標)

OPSの目安は、8割。

.800を超えれば一流

.900を超えるとオールスター級の優秀な打者

1.000を超えると球界を代表する強打者

 

また、このサイトにもあるように、長打力のある選手のOPSは高くなり、安打数の多い選手のOPSは高くならない傾向があるようです。

ただ、「打者が得点にどれくらい絡んでいるかを見る指標」とあるように、OPSはもっと注目されてもよい数値のように思います。

 

さて、ライオンズの選手たちのOPSはどうなっているでしょうか。

 

2019年度 西武 打撃個人成績 OPSランキング

 

9割台が森友哉山川穂高の2人、8割台が中村剛也秋山翔吾・外崎修汰の3人です。

まさにこの5人が、昨季のライオンズ打線引っ張ったと言えます。

と同時に、改めて、秋山流出が痛手であることを示しています。

また、山川は今季不振だったイメージですが、OPSの上ではチーム第2位です。

これは、フォアボールが多く出塁率が高くなっているのと、長打率が高くなっていることが要因になっていると思います。

 

他方、栗山巧源田壮亮・金子侑司・木村文紀の4人は、OPSが6割台で、いただけません。

この4人に言えるのは、出塁率が極めて低いことです。

特に、金子の数値がひどい。

出塁率.324、長打率.292は、ともに物足りない数値です。

このような数値しか残せない金子に、今季のトップバッターを任せられるのでしょうか?

年間を通してトップバッターを務めるのであれば、最低限、出塁率長打率ともに.350、OPSで7割を達成してほしい所です。

 

ちなみに、パ・リーグのOPSランキングは、以下の通りです。

 

2019年度パ・リーグ打撃個人成績 OPSランキング

 

なんと、ライオンズの森・山川・中村・秋山・外崎の5人が、トップ10以内に入っています。

こんなところにも、ライオンズの強力打線ぶりが表れています。

 

今季は、OPSに注目して試合を見ていきたいと思います。