OPSという指標
今日は、OPSという指標を通して、ライオンズ打線を見ていきたいと思います。
OPSとは聞きなれない用語ですが、以下のサイトにその説明があります。
以下、上記サイトから引用させていただきますと、
★OPSは打者の得点との相関関係を見る指標である。
(平たく言えば、打者が得点にどれくらい絡んでいるかを見る指標)
★OPSの目安は、8割。
.800を超えれば一流、
.900を超えるとオールスター級の優秀な打者、
1.000を超えると球界を代表する強打者
また、このサイトにもあるように、長打力のある選手のOPSは高くなり、安打数の多い選手のOPSは高くならない傾向があるようです。
ただ、「打者が得点にどれくらい絡んでいるかを見る指標」とあるように、OPSはもっと注目されてもよい数値のように思います。
さて、ライオンズの選手たちのOPSはどうなっているでしょうか。
9割台が森友哉・山川穂高の2人、8割台が中村剛也・秋山翔吾・外崎修汰の3人です。
まさにこの5人が、昨季のライオンズ打線引っ張ったと言えます。
と同時に、改めて、秋山流出が痛手であることを示しています。
また、山川は今季不振だったイメージですが、OPSの上ではチーム第2位です。
これは、フォアボールが多く出塁率が高くなっているのと、長打率が高くなっていることが要因になっていると思います。
他方、栗山巧・源田壮亮・金子侑司・木村文紀の4人は、OPSが6割台で、いただけません。
この4人に言えるのは、出塁率が極めて低いことです。
特に、金子の数値がひどい。
出塁率.324、長打率.292は、ともに物足りない数値です。
このような数値しか残せない金子に、今季のトップバッターを任せられるのでしょうか?
年間を通してトップバッターを務めるのであれば、最低限、出塁率・長打率ともに.350、OPSで7割を達成してほしい所です。
ちなみに、パ・リーグのOPSランキングは、以下の通りです。
なんと、ライオンズの森・山川・中村・秋山・外崎の5人が、トップ10以内に入っています。
こんなところにも、ライオンズの強力打線ぶりが表れています。
今季は、OPSに注目して試合を見ていきたいと思います。