ライオンズの「年男」
今日は、ライオンズの「年男」を取り上げたいと思います。
今年、ライオンズの支配下選手で年男となるのは、松本航、山田遥楓、戸川大輔の3人です。
それぞれ昨季を振り返ってみたいと思います。
【松本航】
2019年成績 7勝4敗、防御率4.54
西武・松本航 「自分の力で勝てる試合」を増やすためへの取り組み/2年目の進化(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース
私的には、正直言って、昨季は期待外れでした。
シーズン開幕前に、軽い肺炎を患ってしまい、ほぼ1か月を棒に振ったのが痛かったです。
また、松本の変化球を見ても、どれもウイニングショットとして三振をとれる球がなかったように思います。
ただ、まっすぐの質は素晴らしいと思いました。
スピンのきいた伸びのあるまっすぐで、相手の空振りを誘うシーンが多くみられました。
松本のウイニングショットはまっすぐ、変化球は見せ球くらいに考えた方が良いかもしれません。
いずれにしても、今季は何としても2ケタ勝ってもらわないといけない投手です。
自主トレ・春季キャンプでどれだけ成長できるかがカギを握っていると思います。
【山田遥楓】
2019年成績 打率.167 本塁打0本 打点0 出塁率.231
まあ、もともと期待はしていませんでしたが、これでは1軍の戦力になりません。
二軍でも、打率.219ということで、アピールできていません。
二軍では、主にショートを守っていたようですが、源田壮亮のバックアップ要因では
永江恭平の方が適しています。
そろそろ攻守ともに危機感を持って取り組まないと、数年後に戦力外通告を受けかねません。
【戸川大輔】
2019年成績 打率.174 本塁打1本 打点1 出塁率.240
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上記記事の後半で、戸川のことに触れられています。
「将来の4番候補」とは…だいぶ期待されていますね。
川越誠司らと同様、今季外野のレギュラーとして期待される打者の一人です。
1軍では思うように力を発揮できませんでしたが、マリーンズ戦で打ったホームランはかなりインパクトの強い打球でした。
問題は守備です。
何度も信じがたいミスを犯し、チームの足を引っ張りました。
まずは外野で基本的なプレーを身に着けることが重要です。
それにしても、外野手の定位置争いはし烈ですね。
昨季のような低いレベルの争いではなく、ハイレベルの争いになることを期待します。