今季期待を寄せる選手④:山野辺翔
「今季期待を寄せる選手」第4回目は、背番号4・山野辺翔です。
山野辺については、1月8日に書いたのがほぼすべてです。
ここでは、山野辺がセカンドに入った場合と、外野に入った場合を比較したいと思います。
まずは、山野辺がセカンドに入った場合。
外崎修汰は、「自分はセカンドを守りたい」と明確に意思表示していますが、守りの負担を考えると、セカンドは負担が大きく、その分5番打者として機能しづらい面が出てくるのではないかと思います。
外崎が外野を守り、山野辺がセカンドを守る場合、言うまでもないですが、セカンドとしての守備が、山野辺の方が外崎を上回らなくてはなりません。
山野辺と外崎、どちらがセカンドの守備が上かというのは、私としては何ともわかりません。
外崎の守備を見ることが多いですが、外崎は好守備をすることもあれば、信じがたいエラーをしでかすこともあります。
次に、山野辺が外野を守ることになった場合。
セカンドには外崎が入り、外崎の願い通りのポジションとなります。
ただ、繰り返しになりますが、「5番・セカンド」というのは、なかなか守備の負担が大きく、バッティング練習に割く時間も限られるので、打線には影響が出るかもしれません。
もし、中村剛也が昨季のような調子を取り戻し、5番に入ることができれば、外崎は「6番・セカンド」で十分働けると思います。
そして、山野辺は、川越誠司・鈴木将平・愛斗らのいる外野手陣の厳しい競争を勝ち上がることが必要になります。
昨季の1軍の成績はともかく、2軍の成績を見ると、山野辺のバッティングには1軍で使いたいと思わせる魅力があります。
…とここまで考えてみて、山野辺を起用する場合のオーダーは、以下のようなものが良いのではないかと思います。
1(中)金子侑司
2(遊)源田壮亮
3(捕)森友哉
4(一)山川穂高
5(三)中村剛也
6(二)外崎修汰
7(指)栗山巧
8(右)木村文紀
9(左)山野辺翔
うん、なかなか良いオーダーです。
繰り返しになりますが、外崎が6番に下がる上では、中村が調子を上げる必要があります。
1月8日にも書きましたが、首脳陣には、ぜひ山野辺の外野へのコンバートを検討していただきたいです。