今季期待を寄せる選手⑬:宮川哲
「今季期待を寄せる選手」第13回目は、背番号15・宮川哲です。
宮川は、昨年のドラ1、しかも即戦力ということで期待されましたが、A班のキャンプ中に右太ももの張りを訴え、B班に落ちてしまいました。
ケガが長引かないでほしいなあ~と思っていましたが、ファーム練習試合にすでに登板し、短いイニングながらゼロに抑えています。
あれから随分日数がたっていますし、もう右足の状態は良くなったでしょう。
というか、情報が何も入ってこないのでわかりませんが。
宮川の持ち球で面白いのは、パワーカーブと言われます。
球を受けた森友哉も、高く評価しています。
私も、1軍のマウンドで宮川の投球を見たくて仕方ありません。
私は、当初は「宮川は中継ぎで起用すべき」と主張しました。
しかし、その後、ライオンズの先発投手陣が打ち込まれ、レベルの低さを露呈してしまいました。
西口文也投手コーチも、宮川を先発として起用したいと発言しています。
もしかしたら、宮川は先発で行くべきなのかもしれません。
いずれにしても、適性のある場所で起用されるのが一番です。
例えば、十亀剣は、リリーフではダメですが先発ではそれなりに働いてくれます。
逆に、平良海馬は、先発で起用されると打ち込まれますが、リリーフでは抑えてくれます。
このように、投手には適性というのがあるのです。
チーム事情ではなく、宮川の適性として、先発とリリーフどちらが向いているのか、しっかり見定める必要があるでしょう。
1軍では、同期入団の浜屋将太が数試合登板し、首脳陣にアピールしています。
宮川は出遅れてしまいましたが、浜屋に劣らない活躍を期待します。