栗山巧の一打が流れを変えた[M6-7L]
今日も、マリーンズとの試合でした。
終盤に逆転し、勝利を収めました。
2020年7月10日 千葉ロッテマリーンズvs.埼玉西武ライオンズ 試合出場成績 - プロ野球 - スポーツナビ
【救援陣の差が勝敗を分けた】
今日のライオンズ先発はニール。
エースとしての投球に期待したかったのですが、フォアボール4つと制球に苦しむ姿は、本来のニールではありませんでした。
特に、3回裏に井上晴哉に3ランを打たれたときは、さすがにもう連勝記録は今日で止まるだろうと思いました。
うーん、前回登板も、バファローズのT-岡田にホームランを打たれており、要所で球が甘いところに行ってしまいます。
1球で流れは変わりますからね。
次の登板では、コントロールに気を付け、無駄なフォアボールを出さず、できれば7回まで投げて、白星をつかんでほしいと思います。
今日のこの試合、勝敗の分水嶺となったのは、8・9回を投げた投手陣でした。
マリーンズは、8回表、2点リードで東條大樹を登板させましたが、栗山巧にまさかの同点2ランを打たれました。
同点の9回表は益田直也を登板させますが、満塁から栗山に押し出しフォアボールを与えてしまいました。
一方、ライオンズは、8回裏にギャレットを登板させ、見事3者凡退で打ち取りました。
今日もまっすぐがうなりを上げていました。
9回裏は増田達至。
今日も危なげないリリーフを見せてくれました。
両チームのセットアッパー・クローザーの出来が勝敗を分けました。
ライオンズのリリーフ陣は今の安定ぶりを長く維持してほしいです。
【負け試合かと思いきや…】
打撃陣ですが、今日は辻発彦監督、オーダーをいじってきました。
スパンジェンバーグを7番に下げ、1番に鈴木将平を入れました。
私は、このようなオーダーが組まれるのを待ち望んでいました。
本当は外崎修汰が1番を務めるのが良いのですが、中村剛也がケガで出られないので、3番に座るのは仕方ないでしょう。
今日の試合、8回が始まる時点で2点ビハインド、マリーンズは勝利の継投に入るということで、「今日の勝利はないかなあ…」と思っていました。
しかし、8回表、それまで当たりの出ていなかった栗山がまさかの同点2ラン!
「まさかの」というと栗山に失礼ですが、それくらい今日の栗山には雰囲気を感じていなかったのです。
このホームランで、流れは大きく変わりました。
最終回、鈴木の内野安打を皮切りに、1死満塁のチャンスを迎えました。
ここで、森友哉は内野ゴロに倒れましたが、続く栗山が殊勲の押し出しフォアボールを選びました。
結局、今日のヒーローは、最近不調だった栗山でした。
「2軍でメヒアがホームランを打っているし、指名打者はメヒアでよくない?」と思っていましたが、とんでもない。
栗山は、必ず一仕事してくれる男だなと改めて感じました。
さて、今日から観客を入れての試合が始まりました。
どんな雰囲気になるのかな~と思っていましたが、観客の拍手の音が響き渡っていました。
鳴り物応援がない分、まだプレー中は静かですが、1球1球、1プレー1プレーごとに大きな拍手が送られていました。
今後も、観客の拍手は、選手に力を入れてくれるのではないでしょうか。