2020年戦力分析(打撃編)
今日は、来季のライオンズの戦力分析(打撃編)を考えてみたいと思います。
私が考える来季のベストオーダーは、以下の通りです。
1 (中)金子侑司
2 (遊)源田壮亮
3 (捕)森友哉
4 (一)山川穂高
5 (三)中村剛也
6 (二)外崎修汰
7 (指)栗山巧
8 (左)スパンジェンバーグ
9 (右)木村文紀
以下、ポイントになる選手を取り上げたいと思います。
まあ、もちろん全員がポイントを握っているのですが、あえてここでは5つのポイントに絞って考えてみたいと思います。
【ポイント①:金子はトップバッターとして機能するか?】
来季のオーダーで最大のカギを握っていると思うのは、トップバッターを担うであろう金子です。
今季は、トップバッターで開幕したものの、思うように結果が残せず、ラストバッターに配置転換となりました。
来季最低限残すべきノルマは、打率.280、出塁率.350です。
目標としてほしい数字は、打率3割、出塁率4割です。
目標は高すぎるかもしれませんが、あくまで志は高く持ってほしい。
金子が今季のように低迷するようであれば、外崎がトップバッターに回るのが良いと思います。
【ポイント②:山川は得点圏で打点を挙げられるか?】
今季の山川は、良いスタートを切ったものの、シーズン途中で失速し、4番を外れ下位打線に配置転換となってしまいました。
結果として、主要打撃3部門すべてにおいて昨季を下回ってしまいました。
来季、シーズンを通して4番の働きができるかどうかが重要です。
今季の山川の得点圏打率は.261でしたが、これを、今季山川に代わって4番に入った中村剛也の得点圏打率.350まで引き上げられれば、安心して4番を任せられます。
来季の中村に今季並みの数字を期待するのは酷ですから、何とか山川には奮起してほしいものです。
【ポイント③:スパンジェンバーグは数字を残せるか?】
秋山の抜けた外野手の一角として、新外国人選手のスパンジェンバーグがどれだけ働くかも注目です。
私の考えたオーダーでは8番としましたが、日本の野球にはまってくれれば5番、6番と言ったところも任せたいところです。
また、内野手もこなせるので、場合によっては中村を指名打者にし、サードにスパンジェンバーグが回ったり、外崎を外野に回してセカンドにスパンジェンバーグが回ることも考えられます。
いずれにしても、実戦を見てみないと適性や能力がわかりません。
早く日本でプレーするところが見たいです。
【ポイント④:若手外野手の台頭はあるか?】
私の考えたオーダーでは漏れてしまいましたが、若手外野手の台頭も期待したいところです。
具体的に名前を挙げれば、愛斗・戸川大輔・鈴木将平・高木渉・川越誠司といった選手です。
愛斗は、来年は「命をかけてレギュラーを取る」とまで言っています。↓
西武愛斗「命をかけてレギュラー取る」フル出場目標 - プロ野球 : 日刊スポーツ
センター・金子は固定でしょうから、レフト・ライトのポジションをこういった若手が成長して奪っていくのかにも注目しています。
【ポイント⑤:メヒアはどのように起用するのか?】
最後に、先日大幅減俸で契約したメヒアについて。
辻監督はメヒアをどのように起用するのでしょうか?
今季のように代打を主にしていくのか、それとも指名打者として栗山に代えてメヒアを起用する試合を増やすのかどうか。
私は代打に専念すべきだと思いますが、どのような使われ方にしろ、メヒアは今季のような残念な結果にならないことを祈ります。
2020年戦力分析(投手編)は、後日改めて。