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今季期待を寄せる選手⑫:増田達至

「今季期待を寄せる選手」第12回目は、背番号14・増田達至です。

 

昨季は、基本的には安定した火消しを行い、30セーブに到達、防御率に至っては1.81と1点台を記録しました。

間違いなく、昨季のライオンズのリーグ優勝に貢献した選手の一人です。

 

ただ、今年の練習試合・オープン戦を見る限りでは、まっすぐが最高でも140キロ台前半にとどまり、本調子ではないと見受けられました。

このまま公式戦に突入するのは不安だなと思った矢先、公式戦の延期となり、増田としては良い調整期間ではないでしょうか。

増田は、フォークやスライダーも投げますが、基本はまっすぐで空振りを奪う投手です。

公式戦が始まったら、増田の昨年のようなキレの良いまっすぐが見られることを期待したいと思います。

 

増田は、金子侑司とは違い、昨季終了後の契約更改で、複数年契約を断り、単年での契約を更改しました。

増田は、順調にいけば今季国内FA権取得となるため、シーズン後にはFA権を行使し、他球団に行く可能性が高いです。

ただ、ここへきて今季の試合数の激減が予想され、FA権取得とならないことが考えられます。

いずれにしても、「ポスト・増田達至」を今から育成することが必要でしょう。

私としては「ポスト・増田達至」の一番手は平良海馬だと思っていますが、平良本人は先発を希望しています。

明らかに適性は「後ろ」だと思うので、平良を説得してクローザーを任せられるようにしたいものです。

また、本人の適性がわからないので何とも言えませんが、ルーキーの宮川哲もクローザー候補になると思います。

本来であれば中塚駿太をクローザーとして育成したいところでしたが、チームの思惑通りには成長してくれず、今季終了後にも戦力外通告を受けそうです。

まあ、増田がFA宣言せず残留してくれればそれが一番なのですが…。