寝ても覚めてもライオンズ

埼玉西武ライオンズを応援するブログです。

ライオンズが下位に低迷する理由

昨日までのイーグルス戦で、やっと対戦が一回りしました。

成績は、12勝12敗1引き分けの4位です。

勝率5割を維持できたのは良かったのですが、順位としては下位に低迷しています。

今日は、ライオンズが下位に低迷する理由を考えてみたいと思います。

 

【ライオンズが下位に低迷する理由①:先発投手陣の不振】

まずは、先発投手陣の不振が考えられます。

開幕ローテ6人の防御率は、以下の通りです。

今井達也 6.14

高橋光成 6.17

松本航  6.39

與座海人 5.24

本田圭佑 3.72

ニール  4.15

何と、6人中3人までもが6点台、2点台の投手はいないという有様です。

試合を見ても、無駄な四球が目立ちました。

また、序盤好投しても中盤に不用意な球を投げ一発を食らうというシーンも目立ちました。

先発投手陣の改善は喫緊の課題です。

 

【ライオンズが下位に低迷する理由②:リリーフ陣の継投の失敗】

第二は、リリーフ陣の継投の失敗です。

これは、首脳陣の采配の問題です。

勝ちパターンのリリーフ陣としては、中継ぎが平井克典・平良海馬・ギャレット、抑えが増田達至です。

増田は盤石ですが、増田にどうつなぐかが問題です。

平井・平良・ギャレットが揃って投げられる状態ならよいのですが、登板過多になって誰かが休まざるを得ないときに、リリーフの継投に失敗してしまうのです。

昨日のイーグルス戦がその典型例でしょう。

6回に平井が投げましたが、その内容はかなり不安定なものでした。

しかし、おそらく最初から決めていたのでしょう、7回も平井は続投となりました。

結果、平井は無死でランナーを3人ため、降板しました。

昨日はギャレットが「あがり」だったので、その分をどう継投するかが課題でした。

ライオンズ首脳陣の決断は完全に失敗し、勝利を手にすることはできませんでした。

昨日に限らず、例えば森脇亮介に大事な場面を投げさせて失敗したり、左バッターを苦手とする小川龍也に左キラーの役割を担わせたりと、ベンチの判断ミスで取りこぼした星は少なくありません。

今後の采配では、状況を見誤らないでほしいものです。

 

【ライオンズが下位に低迷する理由③:打線の不調】

最後に、ライオンズが下位に低迷する理由として挙げられるのが、打線の不調です。

チーム打率.251はリーグ2位ですが、数字としては最低でも.260は欲しいところです。

投手陣が安定したチームならこの打率でもよいのでしょうが、チーム防御率4.85とリーグ最下位にあるだけに、打線が活発でなければなりません。

全体として不調にあるのですが、特に目立つのが森友哉の不調です。

昨日までの成績で、打率.247、本塁打2本、打点12は寂しすぎます。

昨年首位打者を取ったような、巧みなバットコントロールがなかなか見られません。

今のところ5番を打っていますが、5番でこの数字はチームの足を引っ張ってしまいます。

森友哉のをはじめ、源田壮亮や外崎修汰、スパンジェンバーグといったバッターも状態が上がりません。

これまで常に状態が良く今までこれたのは、栗山巧だけといっていいでしょう。

昨季、「獅子おどし打線」とか「山賊打線」とか呼ばれて他チームから恐れられた打線には、今季はなっていません。

何とか、打線爆発のきっかけをつかんでくれるとよいのですが…。