外崎修汰、サヨナラタイムリー! [L3×-2M]
今日も、マリーンズ戦でした。
今日は、苦しみながらも最後はサヨナラ勝ちでした。
2020年7月24日 埼玉西武ライオンズvs.千葉ロッテマリーンズ 試合出場成績 - プロ野球 - スポーツナビ
【勝利を呼び込んだ「2つのバント」】
うーん、今日も打線は低調でしたねえ。
初回、山川穂高が2ランを打った時は、「今日は行ける!」と思ったのですが。
その後、2回から8回まで、わずか1安打。
この低調ぶり、どうしたら脱することができるのでしょうか?
本来の得点力であれば、ニールの14連勝を達成できたはずです。
本当に、打線は今季はどうしちゃったんでしょうか。
低調な打線に加え、ピンチランナー木村文紀が牽制球で刺されるというミスもあり、流れは最悪でした。
しかし、得点に向けて大きく流れを引き寄せたのが、9回裏、先頭の源田壮亮のセーフティバントでした。
飛んだコースは最高でしたし、源田のヘッドスライディングで気迫を前面に出すことができました。
次の森友哉の場面、私は打っていくものと思っていましたが、辻発彦監督は森に送りバントを命じました。
いやいや、普段バントしていない選手がいきなり決められるものじゃないよ…と思っていましたが、実際には森は絶妙に打球を殺した良いバントをしてくれました。
この「2つのバント」が勝利を呼び込みました。
次の山川穂高は申告敬遠となり、外崎修汰に命運が託されました。
今日の外崎、初回に右中間に2塁打を打っているなど、打席での感じは良かったと思います。
その外崎、思い切り引っ張った当たりは、若干詰まってレフト前にポトリと落ちた!
そして、早くスタートを切っていたセカンドランナーの源田が悠々ホームイン!
ライオンズ、サヨナラ勝ち!
外崎は、3割打てるだけのポテンシャルは持っていると思うので、今日のサヨナラヒットをきっかけに、ライオンズ打線の救世主になってほしいです。
【今日もリリーフ陣が活躍!】
ライオンズ先発は、13連勝中のニール。
今日は、序盤は持ち前のゴロを打たせて取る投球が決まり、順調そのものに見えました。
しかし、中盤なると、コントロールミスが目立ち、そこをマリーンズ打線につかまりました。
4回表、安田尚憲のバッティングは、高めを思い切り引っ張ったもの。
6回表、井上晴哉のバッティングは、キャッチャーがインサイド要求するものの完全なる逆球、アウトサイドに行ったところを痛打されました。
今季のニール、試合中盤になって甘い球を痛打されるシーンが目立ちます。
それが、勝ち星が伸びない原因です。
次回は、問題点を改善して臨んでほしいですね。
今日の「打の勝因」が「2つのバント」ならば、「投の勝因」は、リリーフ陣がゼロで抑えてくれたことでしょう。
今日のリリーフは、平良海馬・ギャレット・増田達至でした。
今日も、彼らは自分の仕事をきっちり果たしてくれました。
チーム全体として、「今日も勝ちパターンの投手が投げるのだから、絶対に勝たねばならない」という雰囲気が生まれたように思います。
実際、今日はエースであるニールを登板させた試合でしたから、何としても勝たねばならない試合でした。
今日勝ってくれて、本当に良かったです。